御菓子司 吉乃屋

松原のブランド野菜「まったら愛っ娘〜松原育ち〜」の紅はるかや苺を使用した大福、地域のキャラクターや地名・大学に特化した「あんまっきぃ」「まったら最中」「まつばら花街道」「はぴなんどら焼き」など数多くのお菓子を生産・販売。全国菓子大博覧会にて受賞、全国推奨観光土産品としても推奨されています。

INTERVIEW


インタビュー

御菓子司 吉乃屋 店主中西 信治さん

移転に伴う思い

実家の和菓子屋を独立し、2000年にお店をオープンさせました。その当時は工場が藤井寺だったので、そこから通える範囲で物件を探していたところ、前店舗(現在の店舗から10mほどの場所)との運命的な出会いがあり、ここ松原にてお店を始めることとなりました。2017年に前店舗にほど近いこの物件が空いたことで、晴れて工場付きのお店を持つことができました。ご近所の方々に育てていただいてきたという思いがあるので、常連のお客様が通える距離でお店を移転できたことは本当に良かったと思っています。移転後は遠くからのお客様も来てくださるようになり嬉しい限りです。

海外へも松原の和菓子を

実は先週、日米協会の関係でアメリカに行っていたんです。和菓子教室や美術館で和菓子のデモンストレーションを行ったり、「ジャパンフェスティバル」という日本文化を広めるイベントに参加してきました。ジャパンフェスティバルでは2日間、朝10時から夕方6時までずっと立ちっぱなしで和菓子を作り続けていました。でも炎天下の中、並んで笑顔で和菓子を受け取ってくださるお客様の姿を見たら、しんどさなんて吹っ飛びましたね。

「一菓一笑」がモットー

一つのお菓子で一つの笑顔「一菓一笑(いっかいちえ)」、吉乃屋のモットーです。これはお店で購入してくれた商品に対してはもちろん、様々な場所で和菓子と触れ合うことで笑顔になることも含んでいます。今、留学生や高校生を対象とした和菓子の体験教室で教えたりもしているんですが、最近の高校生って和菓子を一回も食べたことのない子もいるんですよ。その子たちが初めて食べた和菓子を「美味しい」と言ってくれる、和菓子を通じて笑顔が増える、大変幸せなことです。

松原に特化した和菓子で地域を元気に

和菓子屋というのは、地元ととの繋がりが濃い職業です。地域の名産品を使ったり、神社仏閣に奉納したり…。吉乃屋でも、オープン当初から松原に特化した商品を販売していました。それが、市の木「マツ」と市の花「バラ」を模した「まつばら花街道」です。そこから徐々に「まったら最中」や「あんまっきぃ」などの商品を増やしていきました。「上田さん家の大きな大きないちご大福」も以前から交流のあった「まったら愛っ娘〜松原育ち〜」の生産者である上田悦男さんにお願いしてできたもの。他にも僕の頭の中には、作ってみたいお菓子がまだまだたくさんあるんですよ(笑)もっともっと松原に特化したお菓子も作りたいですし、他の地域の方がわざわざそのお菓子を買い求めて松原に来てくださるような、そんな商品を生み出したいですね。

認定内容 地域ブランドにこだわり、地元農産物を使用・商品化
企業・団体名 御菓子司 吉乃屋
住所 〒580-0043 松原市阿保3丁目1番27号
連絡先 072-335-0046
WEB 御菓子司 吉乃屋
購入可能場所 松原市阿保3丁目1番27号(MAP参照)
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