オオタメン

約80年前より製麺生産を行う有限会社 太田製麺所。出汁や具との調和に重きをおいた大阪で昔から食べられてきた柔らかい食感の「大阪うどん」を継承し、製麺ブランド「オオタメン」を確立。松原のブランド野菜「まったら愛っ娘〜松原育ち〜」の小松菜を練りこんだ「松原コマツナ麺」などを展開。市販の商品以外にも、オーダー麺を取り扱い、飲食店独自の受注製造も可能です。

INTERVIEW


インタビュー

株式会社 オオタメン 代表取締役太田 年明さん

コシの強さだけが麺じゃない!

今一般的に麺は「コシの強さが命」というような風潮がありますけど、それは讃岐うどんが全国に広まってからなんです。大阪は出汁の文化。昔から大阪人が食べてきたうどんはコシが強いものではなく、出汁や具とのバランスを命としてきたんですね。その「大阪うどん」を守り、継承していこうというのが製麺ブランド「オオタメン」の土台なのです。

「大阪うどん」が奏でるハーモニー

一言でいうと、「大阪うどん」はハーモニー。美味しい出汁があって、お揚げさんが入っていて、そして麺がある。創業して約80年ですが、40年以上前から出汁も生産しています。一般的な市販の出汁は出汁鰹1%のものも多いですが、弊社では4%使用しています。「大阪うどん」をより手軽に皆様に食べていただけるよう、美味しい出汁と麺そして具のセット販売も行っています。

地元食材を違う形で遠くの人にも

松原のブランド野菜「まったら愛っ娘〜松原育ち〜」の小松菜を練りこんだ「松原コマツナ麺」。元々は、地元以外でも松原のものを食べてもらいたいという思いで開発しました。この麺は、小麦5kgに対し、小松菜1kgとかなりの割合で小松菜を入れています。色々試行錯誤した結果、小松菜の粉末を使用せず、生の小松菜を使って茹でてから混ぜる手法をとったんです。そしたら予想しなかった、うどん粉だけでは出ない、歯ごたえ感が強くかつ滑らかな食感ができた。手間暇はかかりますが、こうして地域に特化した健康で美味しい麺が生まれました。

コマツナ麺を地域を代表する麺に

「松原コマツナ麺」は、第2回の「まつばらマルシェ※」食彩グランプリでもテーマにされ、最近では松原市民にも広まってきたように思います。麺の種類も、うどん仕様の平麺以外にも丸麺、細麺などにも展開しています。市内の飲食店にも既に取り扱ってもらっていますが、もっと様々な場所で食していただきたい。そのためにも更なるメニュー開発が必要だと考えています。

地域とつながり、新たな風を

うちは、卸売専門なので直営店を持っていません。卸先以外での購入は難しい状態です。そのため、月1回、工場の前で直販イベントを開催し、近隣への周知や他の飲食店を招いたりと、地域活性化を試みています。今後も更に市内飲食店と協力したり、ネット通販の展開も考えています。松原をもっと盛り上げるためにも、他の認定団体様とのコラボ商品やイベントなんかもぜひやってみたいですね!

※松原市主催の毎年11月頃に行われる南河内最大級の食のイベント。

認定内容 地元食材を取り込んだ安全・安心の製麺技術
企業・団体名 有限会社 太田製麺所
住所 〒580-0024 松原市東新町1丁目41番3号
連絡先 072-335-2434
WEB オオタメン
購入可能場所 じゃんぼ松原食鮮館内 販売コーナー(MAP参照)
第2期 まつばらブランド認定品・企業・団体 一覧はこちらまつばらブランド認定品のお買い物はこちら