マッキークッキー・まつばらサブレ

お菓子作りが好きな親子が自宅の一部を改装しオープンさせたアットホームな洋菓子店 MIKA doi YASU。地元民が毎日無理せず買えるよう小ロットで生産しています。松原市キャラクター「マッキー」を模った「マッキークッキー」の他、「まつばらサブレ」は松原産の全粒粉の小麦粉を使用。

INTERVIEW


インタビュー

MIKA doi YASU加村 八壽子さん

娘と始めた自分たちのお店

「MIKA doi YASU」は2011年に自宅のガレージを改装し、私と娘の二人でオープンさせました。大学を出た当初の娘が身体を壊していたため、何か家でできることはないかと思い、二人の趣味だったお菓子作りをやってみようと思い立ったのがきっかけです。最初は、よそのお店に置いてもらい様子を見るところから始まり、それが評判になったこともあり自分たちのお店を開店させることとなりました。お陰様で、娘は元気になり今は外に働きに出て、私がこのお店を切り盛りしています。

一つ一つ丁寧に心を込めて

お店のお菓子は基本は私が一人で手作りしているので、一遍に多く作ることは出来ません。基本は小ロットで一つ一つ作っています。うちはデパートで売られている豪華なパッケージで飾られたようなお菓子は作れませんが、職場やちょっとした集まりで配るようなお菓子としてお客様には重宝されているみたいです。予約さえしていただければ、数量やお菓子の内容、値段についてもご相談に対応できます。臨機応変にお応えできるのが、このやり方のいいところですね。

原材料はできるだけシンプルに

「まつばらサブレ」は松原産の全粒粉の小麦粉を100%使用しています。この小麦粉は、地元の小学校の課外授業の一環として、子どもたちが生産に参加しているものなんです。原価は通常の小麦粉の3倍かかるのですが、地域への貢献という意味で使用しています。小麦粉以外も原材料全般、特別なものや説明できないものは使っていません。出来るだけシンプルに素材の旨味を生かした方が、美味しいものが出来るというのが私の考えなんです。

子どもたちの憩いの空間

夏場は停止しているんですが、11月からは子どもたちやご近所の方が定休日でも購入できるよう店外にお菓子の自動販売機も置いています。昔の駄菓子屋のように子どもたちが100円を握りしめてお菓子を買いに来てくれる、そんなお店を目指しているのも自販機設置の理由の一つです。小麦作りに参加した子どもたちや、お店を始めた当初は小学生だった子が大学生になっても来てくれるのが本当に嬉しいですね。

優しい味を地域に広げて

今後は、地域の子どもたちに向けてお菓子教室の展開などを考えています。手から伝わる楽しさって絶対にあると思うんです。お菓子作りを通して食育を広めていきたいです。あとは「まつばらブランド」に認定されたこともあり、これからはもっと松原のイベントで使用していただいたり、保育所や老人ホームなど福祉施設で「MIKA doi YASU」の手作りの味を食べていただけるようにしたいですね。

認定内容 地元小麦粉を使用した洋菓子
企業・団体名 洋菓子店 MIKA doi YASU
住所 〒580-0034 松原市天美西5丁目135番17号
連絡先 072-331-8604
購入可能場所 松原市天美西5丁目135番17号(MAP参照)
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